※本ページはプロモーションが含まれています
この記事で学ぶこと
「冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・テレビ…全部そろえると15万円?」——一人暮らしを始めるとき、意外と重いのが家電の出費です。しかも社会人は、数年後に転勤や引っ越しで「せっかく買った家電を処分する」ことも珍しくありません。
この記事では、家電を「買う」か「借りる」かを判断する目安、家電レンタル・サブスクの仕組み、向いている人・向いていない人、そして買う場合に出費を抑えるコツまで、ハヤト君とサメジマさんのやり取りで解説します。「初期費用を抑えたい」「転勤の可能性がある」新社会人に、特に読んでほしい内容です。
登場人物紹介

ハヤト:社会人一年目。初めて一人暮らしに挑戦中。引越し先で一人暮らしベテランのサメジマと出会い、生活の知恵を色々と教わっている。

サメジマ:ハヤトと同じマンションに住む。一人暮らし歴は20年以上。一人暮らし知恵をハヤトにアドバイスしている。実は寂しがり屋で、ハヤトの世話を焼くのが密かに楽しみ。
プロローグ:マナミ先輩の後輩からの質問

——ある日の休憩時間、会社にて。

ねえハヤトくん。大学の後輩で、来年の春から就職する子がいるんだけどね。「一人暮らしの家電って、全部買わないとダメですか?」って聞かれちゃって。

全部買わないと……って、普通は買うものじゃないんですか?

それが、就職先が転勤の多い会社らしくて、2年くらいで引っ越すかもしれないんだって。それなのに冷蔵庫や洗濯機を全部そろえるのはもったいないって悩んでて。ほら、ハヤトくんのお隣のサメジマさんなら、こういうの詳しそうじゃない。聞いてきてくれる?

また僕が聞きに行くんですね……。分かりました、今夜聞いてみます。
——その日の夜、マンションのお隣、サメジマさんの部屋にて。

サメジマさん、マナミさんの大学の後輩さんが「一人暮らしの家電って全部買わないとダメですか?」って悩んでるらしくて。2年くらいで転勤があるかもしれないそうなんです。

いい質問だね。実は「全部買う」以外にも、「借りる」「セットで安く買う」「中古を組み合わせる」って選択肢がある。何年住むかで、正解が変わるんだよ。

借りる…家電をですか?レンタカーみたいに?

そう。最近は家電のレンタルやサブスクが一般的になってきた。転勤族や単身赴任の人はよく使ってるよ。ハヤト君も知っておけば、マナミさんにきちんと伝えられるだろう。


確かに、僕も引っ越しのときに冷蔵庫の処分で苦労したので、興味あります!
一人暮らしの家電、ぜんぶ買うといくら?
最低限の家電を新品でそろえた場合の目安です(2026年時点の一般的な価格帯。店舗やセールで変わります)。
- 冷蔵庫(150L前後):3〜5万円
- 洗濯機(5〜6kg):3〜5万円
- 電子レンジ:1〜2万円
- 炊飯器:0.5〜1.5万円
- 掃除機:1〜2万円
- テレビ(32〜40型):3〜5万円
- エアコン(備え付けがない場合):6〜10万円+工事費
冷蔵庫・洗濯機・レンジ・炊飯器・掃除機だけでも8〜15万円。これに引っ越しの初期費用(家賃の4〜6か月分)が重なるので、新社会人の貯金では家電が一番の「圧迫要因」になりがちです。

しかも、買った家電は「引っ越しで運ぶ」「処分する」ときにもお金がかかる。冷蔵庫や洗濯機はリサイクル料金と収集運搬料で、1台3,000〜6,000円くらいかかるんだ。
家電レンタル・サブスクとは?
家電レンタルは、冷蔵庫や洗濯機などの生活家電を月額または期間の料金で借りるサービスです。多くのサービスで、次のような特徴があります(内容は事業者によって異なります)。
- 配送・設置込み:自分で運ばなくてよく、大型家電の設置までしてもらえる
- 期間を選べる:30日〜数年まで。短期の単身赴任から、2〜3年の一人暮らしまで対応
- セットプランがある:冷蔵庫・洗濯機・レンジなど「新生活セット」でまとめて借りると割安
- 新品・中古を選べる:中古は安く、新品はきれい。予算で選ぶ
- 返却時の処分が不要:使い終わったら引き取ってもらえる。リサイクル料金も処分の手間もゼロ
- 故障時の対応:通常の使用での故障は交換・修理してもらえることが多い
デメリットは、長く使うほど購入より割高になること、機種を細かく選べないこと、傷や破損の弁償規定があることです。
買う?借りる?判断の目安は「何年住むか」
「買う」と「借りる」の損益分岐点は、ざっくり2年です。
- 1〜2年(転勤の可能性が高い、単身赴任、研修期間)→ レンタルが有利。初期費用も処分費もかからない
- 3年以上(しばらく同じ街に住む予定)→ 購入が有利。3年目以降はレンタル料の合計が購入価格を超えやすい
- 分からない → 「最初の1年はレンタル、2年目に判断」という使い方もできる
具体例:冷蔵庫+洗濯機+レンジの3点セット
3点セットを新品で買うと、目安で8〜10万円+処分費約1万円。同じセットをレンタルすると、事業者やプランにもよりますが、1年で4〜6万円前後、2年で7〜9万円前後が一つの目安です。1年なら圧倒的にレンタル、2年なら同程度、3年以上なら購入、というイメージを持っておくと判断しやすくなります。

なるほど。「2年で転勤かも」っていうマナミさんの後輩さんなら、レンタルの方が合ってそうですね。

そうだね。それに、レンタルなら「実際に使ってみて、必要な大きさが分かってから買う」ってこともできる。一人暮らし1年目は、自分に合う家電の大きさが分からないものだから。
家電レンタルが向いている人・向いていない人
向いている人
- 転勤・異動の可能性がある、または2年以内に引っ越す予定がある
- 単身赴任・研修・出向など、期間が決まっている
- 初期費用をできるだけ抑えて、貯金を残しておきたい
- 家電選びに時間をかけたくない。配送・設置・処分を丸ごと任せたい
向いていない人
- 同じ部屋に3年以上住むつもり(購入の方が安い)
- 機種やデザインにこだわりたい
- ペットがいる、小さな子どもがいるなど、傷や汚れが心配(弁償規定を要確認)
家電レンタルの例:かして!どっとこむ
家電レンタルを検討するなら、一つの候補としてかして!どっとこむがあります。家具・家電を1点から、または新生活向けのセットでレンタルでき、配送・設置まで対応。単身者向けのプランがそろっていて、期間や新品・中古を選べるのが特徴です。料金やプランの内容、対応エリアは時期によって変わるので、「何を・何か月借りるといくらか」を公式サイトで見積もってから判断してください。

見積もりは無料でできるところが多いから、「買った場合の合計」と「借りた場合の合計」を並べて比べるといい。数字で見ると、迷いが消えるよ。
買うなら、出費を抑える3つのコツ
- 「新生活応援セット」を狙う:家電量販店やネットショップは、2〜4月に冷蔵庫・洗濯機・レンジのセットを割安で出す。単品で買うより1〜2万円安いことも
- 型落ちモデルを選ぶ:新モデルが出る直前(冷蔵庫は秋、洗濯機は初夏が多い)に、前年モデルが値下がりする。機能はほぼ同じ
- 中古・リユースを組み合わせる:電子レンジや掃除機など、故障しても困りにくい小型家電は中古でも十分。冷蔵庫・洗濯機は保証付きのリユース品を選ぶと安心
パソコンについては、家電と同じく「中古という選択肢」があります。第48話:中古パソコンの選び方で詳しく解説しています。
引っ越し前に決めておくと楽なこと
- 置き場所の寸法を測る:冷蔵庫置き場・洗濯機パン(防水パン)の幅と奥行き、搬入経路のドア幅。レンタルでも購入でも必須
- 洗濯機の蛇口の形:古い部屋は蛇口の形が合わず、部品が必要なことがある
- コンセントの位置:冷蔵庫用のコンセントは専用の場所にあることが多い
- 納品日:引っ越し当日か翌日に届くよう、早めに手配。繁忙期は枠が埋まりやすい

荷物が入りきらない場合は、第49話:トランクルームという選択肢も参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
Q. レンタル家電は中古だと汚くないですか?
多くの事業者は、返却された家電を清掃・点検してから再貸し出ししています。気になる場合は、少し料金は上がりますが「新品指定」ができるプランを選ぶと安心です。
Q. レンタル中に壊れたら弁償ですか?
通常の使い方で故障した場合は、無償で修理・交換になるのが一般的です。落として壊した、水没させたなど明らかな過失は弁償対象になることがあるので、契約前に規定を確認しましょう。
Q. 途中で解約や延長はできますか?
延長はできることが多いです。途中解約は、残りの期間分の料金がかかる場合と、日割りで精算される場合があります。転勤の可能性がある人は、この条件をよく見ておいてください。
Q. 買った家電を処分するときはどうすれば?
冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンは家電リサイクル法の対象で、粗大ごみには出せません。購入した店に引き取りを依頼するか、自治体の案内に従って、リサイクル料金+収集運搬料を払って処分します。まだ使えるなら、リサイクルショップの出張買取という手もあります。
まとめ:「何年住むか」で決める
- 一人暮らしの家電は新品でそろえると8〜15万円。処分にもお金がかかる
- 損益分岐点はおよそ2年。2年以内ならレンタル、3年以上なら購入が目安
- レンタルは配送・設置・処分込みで、初期費用と手間を抑えられる
- 買うなら、新生活セット・型落ち・保証付きリユースで出費を抑える
- 置き場所の寸法と搬入経路は、レンタルでも購入でも必ず測る

マナミさんに「2年以内ならレンタルも検討してみて」って伝えてもらいます。僕も次の引っ越しでは、まず見積もりを取ってから決めますね。

それがいい。「買うのが当たり前」と思い込まないだけで、選択肢がぐっと広がるぞ。
——翌日、会社にて。

マナミさん、サメジマさんに聞いてきました!2年くらいで引っ越すかもしれないなら、家電はレンタルも検討する価値ありだそうです。損益分岐点はだいたい2年で、配送も設置も処分も任せられるんですって。

へえ、さすがサメジマさんね。あの子もきっと喜ぶわ。ありがとう、ハヤトくん。

あ、そうだ。サメジマさんに詳しく教わったので、せっかくなら僕から後輩さんに直接説明しましょうか?連絡先を教えてもらえれば、置き場所の寸法の測り方とかも伝えられますし。

えっ……!?ちょ、直接って……そ、それはダメ!

え、なんでですか?そのほうが早いと思うんですけど……。

ダ、ダメなものはダメなの!あの子、明るくて人懐っこいし、ハヤトくんとすぐ仲良くなっちゃいそうだし……って、そうじゃなくて!わ、私から伝えておくから、ハヤトくんは気にしなくていいの!


は、はい……。(なんで急に顔が赤いんだろう……?)
このサイトでは、一人暮らしに役立つ知識をハヤト君と一緒に学んでいきます。次回もお楽しみに!


コメント