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【第55話】XML sitemapが認識されない時の対処法|副業ブログ運営の必須知識

サイトマップ、Googleに届いてる? XML sitemapが認識されない時の対処法。ノートパソコンのサイトの地図をたどる検索ロボットを指さして説明するマナミと、うなずくハヤト PCスキル

この記事で学ぶこと

ブログやホームページを作ったのに、Google検索にまったく出てこない——。そんなとき、まず確認したいのがXMLサイトマップです。

この記事では、Google Search Consoleでサイトマップが「取得できませんでした」と表示される・登録されたページが増えないときの原因と対処法を、ハヤト君とマナミ先輩のやり取りで解説します。WordPressでよくある「サイトマップが2つある」問題や、実際の解決例も紹介します。

 

登場人物紹介

ハヤト:社会人一年目。仕事も生活も半人前だが、みんなに笑われながらも楽しく勉強中!

 

マナミ

マナミ:ハヤトの職場の一年先輩。世間知らずで未熟なハヤトを放っておけず、何かと世話を焼きたがる。

プロローグ:マナミ先輩の友達のブログが、Googleに出てこない

——ある日の昼休み、会社にて。

マナミ
マナミ

うーん……困ったわね。

ハヤト
ハヤト

マナミさん、どうしたんですか?スマホとにらめっこして。

マナミ
マナミ

大学時代の友達が、副業でブログを始めたんだけどね。半年たってもGoogle検索に全然出てこないんですって。「Search Consoleっていう画面で、サイトマップが“取得できませんでした”って出る」って相談されたの。

ハヤト
ハヤト

サイト……マップ?地図ですか?

マナミ
マナミ

ふふ、ある意味ではそうね。Googleに「このサイトにはこんなページがありますよ」って教えるための一覧表よ。今夜、友達と画面を見ながら一緒に直すんだけど……ハヤトくんも覚えておくといいわ。仕事でWebサイトを扱うときにも役に立つから。

ハヤト
ハヤト

ぜひ教えてください!

昼休みのオフィスで、スマートフォンを見て困った顔をするマナミと、お弁当の箸を持ったまま心配そうにのぞき込むハヤト

XMLサイトマップとは?

XMLサイトマップは、WebサイトにあるページのURLの一覧を書いたファイルです。Googleの検索ロボット(クローラー)に「このサイトにはこんなページがあります」と知らせ、見つけてもらいやすくする、いわばサイトの地図です。

WordPressでは、次のどちらかの方法でサイトマップが作られます。

  • WordPress標準のサイトマップ:WordPress 5.5以降は、何もしなくても「/wp-sitemap.xml」が自動で作られる
  • プラグインのサイトマップ:XMLサイトマップ用のプラグインやSEOプラグインを入れると、「/sitemap.xml」や「/sitemap_index.xml」などが作られる

作られたサイトマップのURLを、Google Search Consoleの「サイトマップ」メニューに登録して送信する、というのが基本の流れです。なお、サイトマップは検索順位を上げるものではありません。あくまで「Googleにページの存在を知らせる」ためのものです。

Webサイトを家にたとえた絵。入り口の地図の看板を虫眼鏡で見たロボットが、矢印に沿って各部屋(ページ)を順番に訪れている

まずはSearch Consoleの「ステータス」を確認

Search Consoleの「サイトマップ」画面には、送信したサイトマップごとにステータス・最終読み込み日時・検出されたページ数が表示されます。

  • 成功しました:問題なく読み込めている。検出されたページ数も確認しておく
  • 取得できませんでした:Googleがサイトマップを読み込めなかった。送信した直後は一時的にこう表示されることもある
  • エラーあり:読み込めたが、中身に問題がある。詳細を開いて内容を確認する

「成功しました」でも、最終読み込み日時が何か月も前のままだったり、検出されたページが0だったりする場合は、どこかに問題があるサインです。

マナミ
マナミ

友達の画面だと、「取得できませんでした」のうえに、最終読み込みが何か月も前のままだったわ。まずは原因を順番に見ていきましょう。

「認識されない」主な原因

① 登録したURLが間違っている(いちばん多い)

Search Consoleに登録したサイトマップのURLが、実際のURLとずれていることがよくあります。まず、サイトマップのURLをブラウザのアドレス欄に直接入力して開いてみましょう。

  • URLの一覧(またはXMLの文字の羅列)が表示されれば、ファイルは正常
  • 「404」「ページが見つかりません」と出たら、URLが間違っているか、サイトマップが作られていない

② サイトマップが2つ以上ある(WordPressでよくある)

プラグインを入れたのに、WordPress標準の「/wp-sitemap.xml」も残っていて、サイトマップが複数ある状態になっていることがあります。Search Consoleに古いほう・使っていないほうを登録していると、「読み込めない」「ページが少ない」原因になります。

  • どのサイトマップを使うかを1つに決める(プラグインを使うならプラグインのもの)
  • Search Consoleには、そのURLだけを登録する。古い登録や間違った登録は、サイトマップ画面の「︙」から削除する
  • 多くのSEOプラグインはWordPress標準のサイトマップを自動で止めるが、止まらない組み合わせもあるので、プラグインの設定画面で確認する

③ 検索エンジンに表示しない設定・robots.txt

  • WordPressの「設定」→「表示設定」にある「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていないか確認する(入っているとGoogleに表示されません)
  • 「https://(自分のサイト)/robots.txt」をブラウザで開き、「Disallow: /」のようにサイト全体をブロックする書き方がないか確認する

④ サイトマップの中のURLがずれている

サイトマップに、削除したページや存在しないURLが入っていたり、https と http、www あり・なしがサイトの実際のURLと食い違っていたりすると、エラーの原因になります。サイトのURLを1つの書き方に統一し、ページを消したりURLを変えたりしたら、サイトマップが更新されているか確認しましょう。

⑤ セキュリティ機能がGoogleのアクセスを止めている

セキュリティ対策のプラグインやサーバーの設定によっては、Googleの検索ロボットのアクセスまで止めてしまうことがあります。ブラウザでは開けるのにGoogleだけ読み込めない場合は、Search Consoleの「URL検査」でサイトマップのURLを調べ、「公開URLをテスト」で取得できるか確認しましょう。

⑥ 送信した直後で、まだ処理されていない

送信した直後は「取得できませんでした」と表示されても、数日たつと「成功しました」に変わることがあります。①〜⑤に問題がなければ、何度も送り直さず、数日〜2週間ほど様子を見るのも大事です。

対処法のチェックリスト

  1. サイトマップのURLをブラウザで開いて、表示されるか確認する
  2. サイトマップが複数ないか確認し、使うものを1つに決める
  3. Search Consoleの古い登録・間違った登録を削除し、正しいURLだけを送信する
  4. WordPressの「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」がオフか確認する
  5. robots.txt でサイト全体をブロックしていないか確認する
  6. https・http、www あり・なしを統一する
  7. 数日〜2週間待って、ステータスと検出されたページ数を確認する
マナミ
マナミ

大事なのは、上から1つずつ確かめること。あれこれ同時にいじると、何が原因だったか分からなくなるからね。

実際に直した例:友達のブログの場合

——翌日、会社にて。

ハヤト
ハヤト

マナミさん、友達のブログ、どうでした?

マナミ
マナミ

ちゃんと直ったわ。原因は②の「サイトマップが2つ」だったの。

マナミ先輩の友達のブログで起きていたことを、順番に整理すると次のとおりです。

  1. Search Consoleに登録されていたのは、ブログを作った直後に登録した古いサイトマップのURL。最終読み込みは何か月も前で、検出されたページは0
  2. その後に入れたプラグインが、別のURLで新しいサイトマップを作っていた(WordPress標準のサイトマップも残っていた)
  3. それぞれのURLをブラウザで開いて、いま使っているプラグインのサイトマップに記事がすべて載っていることを確認
  4. Search Consoleの古い登録を削除し、プラグインのサイトマップのURLだけを送信し直した
  5. 数日後、ステータスが「成功しました」になり、検出されたページ数も記事の数とそろった
ハヤト
ハヤト

ブラウザで開いて確かめるのが、いちばんの近道なんですね!

マナミ
マナミ

そういうこと。画面の表示だけ見て悩むより、実物を開いてみるのが早いのよ。

Search Consoleのほかの便利な使い方

  • URL検査:ページ1つずつについて、Googleに登録されているかを確認できる。新しい記事は「インデックス登録をリクエスト」で、早めに見に来てもらうよう頼める
  • ページ(インデックス作成):登録されているページ・されていないページの数と理由が分かる
  • 検索パフォーマンス:どんな言葉で検索され、何回表示・クリックされたかが分かる

週に1回くらい、エラーが出ていないかをのぞく習慣をつけておくと安心です。

よくある質問(FAQ)

Q. サイトマップを送れば、すぐ検索上位に出ますか?

いいえ。サイトマップはページの存在を知らせるためのもので、順位を上げる効果はありません。登録されたあと、記事の内容などによって少しずつ評価されていきます。

Q. 新しい記事は、どれくらいで検索に出ますか?

サイトによって、数日で出ることもあれば、数週間かかることもあります。急ぎたいときは、Search Consoleの「URL検査」から「インデックス登録をリクエスト」しておきましょう。

Q. サイトマップを複数登録してもいいですか?

大きなサイトでは複数に分けることもありますが、個人のブログなら1つに絞るほうが管理しやすく、トラブルも減ります。

まとめ:まずは「URLを開いてみる」

  • サイトマップは、Googleにページの存在を知らせる「地図」。順位を上げるものではない
  • まずはサイトマップのURLをブラウザで開いて、表示されるか確かめる
  • WordPressではサイトマップが2つある状態に注意。使うものを1つに決めて、Search Consoleにもそれだけを登録する
  • 「検索エンジンに表示しない」設定やrobots.txtも確認
  • 問題がなければ、何度も送り直さずに数日〜2週間待つ
ハヤト
ハヤト

サイトマップって、Googleに「こっちですよ」って道案内してあげる地図なんですね。

ハヤト
ハヤト

……あ、マナミさんって、サイトマップみたいですね!迷ってばかりのぼくを、いつも正しいところまで案内してくれるので。

マナミ
マナミ

な、何よそれ……!人を地図扱いしないでよ!……べ、別に、好きで助けてるわけじゃないんだからね!

顔を赤くして書類を胸に抱え、そっぽを向くマナミと、きょとんとするハヤト

このサイトでは、一人暮らしに役立つ知識をハヤト君と一緒に学んでいきます。次回もお楽しみに!

コメント

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