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この記事で分かること

「てきぱき家計簿マム10」が2022年に新発売されました。ダウンロード版とパッケージ版の2種類があります。先行販売のダウンロード版を2ヶ月ちょっと6ヶ月ほど使用しましたので、使い心地と、マム9から追加された新機能について解説します！

※2023年2月7日時点の記事になります。2023年5月21日記事更新しました。

結論から言うと、「マム9」と比べて「マム10」で大きく改良されたと感じる部分は、「スマホ記帳（外出先での支出をLINEで記録できる）」「フォルダ内にデータを保存できる（OneDriveなどを使用してクラウド保存が可能）」という点です。

つまり、ライセンスを複数購入すれば、複数台のPCで利用できますので、「メインPCとサブPCのどちらからでも家計簿記録ができる」「夫（妻）がそれぞれのPCから一つの家計簿データを編集できる」などのメリットがあります。

これらは前作の「マム9」では不可能だった機能で、使い勝手が大きく向上しました。

この記事で詳細を解説していきます。

登場人物紹介

ハヤト：社会人一年目。初めて一人暮らしに挑戦中。引越し先で一人暮らしベテランのサメジマと出会い、生活の知恵を色々と教わっている。

サメジマ：ハヤトと同じマンションに住む。一人暮らし歴は20年以上。一人暮らし知恵をハヤトにアドバイスしている。実は寂しがり屋で、ハヤトの世話を焼くのが密かに楽しみ。

「てきぱき家計簿マム」シリーズ最新版「てきぱき家計簿マム10」！

新機能「スマホ転送」

例えば「屋台で現金払いした」「コインランドリーを使用した」などの場合、レシートをもらえないことも多いと思います。そんなとき、前作「マム9」では、使用額を記憶・メモなどして、帰宅後に家計簿に打ち込む必要がありました。

「マム10」では、LINEで品目と金額を打ち込んで送信すれば、次回「マム10」起動時に送信した記録が転記されます。

これによって、メモを無くしたり、記録を忘れる心配がグッと少なくなりました。

複数PCでの使用は可能か？

前作の「てきぱき家計簿マム9」では、既存のフォルダ内に家計簿データ用のフォルダを作成することができませんでした（つまり、OneDriveフォルダ内にデータを保存することが不可能でした）。

「マム10」ではこの点が改善され、OneDriveフォルダ内に家計簿データを保存できるようになりました。

これによって、複数台のPCから同一の家計簿を操作することができます。

もしメインPCがデスクトップの人も、LINEのスマホ記帳より細かい記録をしたい場合や、外出先で過去の家計簿データを参照したい場合など、ノートPCをサブで持っていれば、メインPCとサブPCのどちらからでも家計簿記録ができるので非常に便利です。

夫婦で別々のPCを使っている場合も共有のフォルダを用意すれば、夫（妻）がそれぞれのPCから一つの家計簿データを編集できます。

※注意点として、「マム10」では一つのライセンスで2台以上のPCにソフトをインストールすることが認められておりません。複数のPCにインストールする場合、使用するPCの台数分のライセンス購入が必要です。

デメリットはないの？

「マム9」からさらに便利になった最新版「マム10」ですが、発売から2ヶ月ほど経過した時点で、残念ながらまだまだバグが多い印象です。発売から約6ヶ月が経ち、基本的にバグが気になることは無くなりました。

2023年5月21日現在もアップデートはこまめに実施されており、今後もより使い勝手が良くなることが期待できます。

「マム10」は非常に細かい設定が可能なため、かゆい所に手が届く、あらゆる人のスタイルに合わせた記録が可能だと思います。

ただし、スマホでの閲覧には非対応ですので、「スマホメインで家計簿を使いたい」「そこまで細かい記録は不要」という方は別のスマホ用家計簿アプリと使った方がいいと思います。

まとめ

「てきぱき家計簿マム10」の新機能

• LINE経由の「スマホ転送」で外出先の支出を「マム10」に転送可能に！
• 家計簿データをクラウド保存できるようになったため、「マム10」をインストールした別のPCから家計簿を編集可能に！